引用元: ・【マネー】「減益シナリオ」に警戒強まる、日本株の押し目買いにためらい [2014/04/11]
1: 夜更かしフクロウ ★ 2014/04/11(金) 23:08:11.79 ID:???.net
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPTYEA3A06S20140411?sp=true
日本株の急落は、2014年度の「減益シナリオ」への警戒感が一因だ。
消費増税や新興国経済の減速による影響により、国内企業業績が圧迫されるとの見方が広がっている。
日銀の追加緩和期待は後退、米金利も上がらず、円安のサポートも弱くなった。
減益になればバリューション面で割安とは言いにくくなるため、投資家は押し目買いにためらいがちだという。
<ユニクロ・ショック>
日経平均.N225は断続的な大幅安が続き、新興国不安が広がった2月の急落時にも割り込まなかった1万4000円ラインを11日、ついに下回った。
オプションSQ(特別清算指数)算出にともなう売りが600億円程度出たとの観測もあり、特殊要因が入っている可能性もあるが、押し目買いは鈍く、大台割れのまま取引を終了した。
終値で日経平均は昨年10月の水準まで下落。
日銀追加緩和期待の後退によるイベントドリブン型ヘッジファンドなど海外短期筋のポジション巻き戻しというだけでは説明が難しにくい水準まで落ち込んでいる。
「ヘッジファンドなど短期筋のショートが増えてきた」(大手証券トレーダー)ほか、追い証が発生した個人投資家の処分売りも出ているとみられている。
これまでのレンジを割り込ませた新たな売り要因は、2014年度企業業績の減益シナリオだ。
今年度は10%程度の増益という予想がほぼ市場共通の認識だったが、消費増税の影響や新興国経済の減速に警戒感が強まっているほか、円安の「バッファー」も小さくなってきている。
可能性はまだ小さいとはいえ、減益も視野に入れなければならなくなったことで、投資家は「押し目買いを入れにくくなっている」(国内投信)という。
これまで想定外だった「減益シナリオ」が現実味を増したのは、ファーストリテイリング(9983.T: 株価, ニュース, レポート)が示した減益予想も一因だ。
同社は10日、2014年8月期の連結当期純利益見通しを前年比2.6%減の880億円に下方修正。1.8%増の増益予想から一転して減益見通しとなった。
柳井正会長兼社長は、消費税増税の影響について、駆け込み需要もほとんどなく、落ち込みもないと述べたが、下方修正の主因は国内ユニクロの伸び鈍化予想だ。
前日までに発表された小売り企業の2015年2月期業績見通しは増益が多く、市場の「増益シナリオ」が崩れたわけではない。
ユニクロは8月決算で2月は中間期だ。消費増税の影響が年後半に薄れれば、来期以降の業績回復も期待できる。
しかし、小売り企業の代表的な銘柄の減益予想はサプライズ感が強く、「市場参加者の脳裏に、今まで想定していなかった減益シナリオのリスクが浮上してきた」(立花証券・顧問の平野憲一氏)という。
以下、ソース記事をご参照下さい
日本株の急落は、2014年度の「減益シナリオ」への警戒感が一因だ。
消費増税や新興国経済の減速による影響により、国内企業業績が圧迫されるとの見方が広がっている。
日銀の追加緩和期待は後退、米金利も上がらず、円安のサポートも弱くなった。
減益になればバリューション面で割安とは言いにくくなるため、投資家は押し目買いにためらいがちだという。
<ユニクロ・ショック>
日経平均.N225は断続的な大幅安が続き、新興国不安が広がった2月の急落時にも割り込まなかった1万4000円ラインを11日、ついに下回った。
オプションSQ(特別清算指数)算出にともなう売りが600億円程度出たとの観測もあり、特殊要因が入っている可能性もあるが、押し目買いは鈍く、大台割れのまま取引を終了した。
終値で日経平均は昨年10月の水準まで下落。
日銀追加緩和期待の後退によるイベントドリブン型ヘッジファンドなど海外短期筋のポジション巻き戻しというだけでは説明が難しにくい水準まで落ち込んでいる。
「ヘッジファンドなど短期筋のショートが増えてきた」(大手証券トレーダー)ほか、追い証が発生した個人投資家の処分売りも出ているとみられている。
これまでのレンジを割り込ませた新たな売り要因は、2014年度企業業績の減益シナリオだ。
今年度は10%程度の増益という予想がほぼ市場共通の認識だったが、消費増税の影響や新興国経済の減速に警戒感が強まっているほか、円安の「バッファー」も小さくなってきている。
可能性はまだ小さいとはいえ、減益も視野に入れなければならなくなったことで、投資家は「押し目買いを入れにくくなっている」(国内投信)という。
これまで想定外だった「減益シナリオ」が現実味を増したのは、ファーストリテイリング(9983.T: 株価, ニュース, レポート)が示した減益予想も一因だ。
同社は10日、2014年8月期の連結当期純利益見通しを前年比2.6%減の880億円に下方修正。1.8%増の増益予想から一転して減益見通しとなった。
柳井正会長兼社長は、消費税増税の影響について、駆け込み需要もほとんどなく、落ち込みもないと述べたが、下方修正の主因は国内ユニクロの伸び鈍化予想だ。
前日までに発表された小売り企業の2015年2月期業績見通しは増益が多く、市場の「増益シナリオ」が崩れたわけではない。
ユニクロは8月決算で2月は中間期だ。消費増税の影響が年後半に薄れれば、来期以降の業績回復も期待できる。
しかし、小売り企業の代表的な銘柄の減益予想はサプライズ感が強く、「市場参加者の脳裏に、今まで想定していなかった減益シナリオのリスクが浮上してきた」(立花証券・顧問の平野憲一氏)という。
以下、ソース記事をご参照下さい
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